昔あった元禄袖は絶滅したのか?快活な感じで丸みのある袂が好きだった
473: 2018年10月01日 20:09
ところで、昔あった元禄袖は絶滅したのか。快活な感じで丸みのある袂が好きだった。
茶羽織とか黒羽織、ウールのアンサンブル、たぶん私の祖母の時代だと思う。
474: 2018年10月01日 21:22
着物人口が減ったら、いろんなものが画一化されちゃったんだよね。袖丈も丸みの大きさも好みでいいはずなのに、着物屋が「この寸法に決まってます!」なんて言うんだもの。
476: 2018年10月02日 06:41
元禄袖可愛いですよね。
でも若い子向けのデザインですよね?
娘の浴衣や着物を自作してるので袖の丸みに要らないCDを使って形付けてます。
480: 2018年10月02日 12:47
最近は袖の丸み大きいのは振袖くらいかな
長じゅばんも丸みつけなきゃいけないから面倒と言えば面倒か
481: 2018年10月02日 12:49
元禄袖は若い人向けってわけではないよ。なに向けかと言ったら普段着向け。袖丈短め、丸み大きい、で、作業する時に袂が邪魔にならない。
482: 2018年10月02日 16:33
何度も直しをしても着たい、とか普段着としてガンガン着る、とかだと
丸みを最初は小さくしておいて、丸みを大きくしながら直して着ていくんだっけ?
…とか誰かに聞いたようなきかなかったような
483: 2018年10月02日 21:12
前に、中古の絞りの浴衣で素敵な柄があったのだけど、袖丈短い元禄袖で手に入れるのを躊躇ったのを思い出したよ。普段に使うには優美な柄だったから、前はどんな方がどんな用途でお使いになったのかなと、色々考えた。
484: 2018年10月02日 21:13
たしかに。丸みって意外に汚れやすいし傷みやすいから、徐々に丸みを大きくするのはいいと思うよ。洗い張りしても汚れが丸い線になって残ってしまうから。
長襦袢は丸み部分を斜めに折りあげてしまえば、着物と合わせて縫わなくても大丈夫だと思う。
485: 2018年10月02日 21:16
あれ、私は着物を始める時80歳の伯母から丸みの大きいものは若い人の袖、って教わったような。
486: 2018年10月02日 21:53
丸みの大きい袖と元禄袖は厳密には同じではないはず。丸みが大きいだけなら振袖のように長い袖もあるけど、元禄袖の場合はせいぜい1尺2寸程度の短い袖で振袖のような特大の丸みになってる。
487: 2018年10月02日 21:57
まるみの大小だけが決め手ではない、という感じかな?
袖丈長めでまるみ大きめは、若い人向きの華やかさ可愛らしさ
袖丈短めまるみ大きめは、普段着向き(傷み補修で短く大きくなる)
個人的には、たすき掛けするのが一番袖が邪魔にならないけど、
元禄袖だとかえってたすき掛けしづらい。
488: 2018年10月02日 22:07
割烹着を着る時には袖のおさまりがいいかも。
496: 2018年10月03日 21:05
元禄袖は若い人向けじゃなくて子供の袖だよね
裳着の終わってない子供の
あるいは本当に野良着、作業着、日常家事炊事をするための普段着の袖
そうなる以前はそもそも袂が長くなくて着物の丈も短くておはしょりもなくて帯も細かった時代の袖
着物優雅なが非日常着になった今では、あまり馴染まない袖かも
499: 2018年10月04日 19:59
元禄袖。中原淳一の本に出てきてる。
戦時中から昭和の中ごろのものではないのかなあ。
野良着は筒袖じゃなかったっけ。
今の晴れ着の袖丈は画一的だけど、軽やかな街着は元禄袖がかわいいと思う。
関連袖付け止まりの細工。呉服屋の若女将の着物に施してあるのが見えてなんだか嬉しかった
元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-39234.html
コメント一覧 : 昔あった元禄袖は絶滅したのか?快活な感じで丸みのある袂が好きだった
元禄袖ってほどではないけど
仕立てるときは必ず袖丸みを1〜2寸に指定してます
現代の標準になってる5分の丸みはパッと見では男物と大差なくて
エレガントさに欠けるなあと個人的には思ってる
女子高生だった頃に祖母が縫ってくれた浴衣は袖の丸みが5寸ほどもあって(袖丈も長め)、まさに元禄袖って印象だった
祖母自身は角袖みたいに丸みのほとんどない仕立てにしてたから
やはり丸みが大きいと若い娘向けという印象はあるなあ
鶴見和子さんは晩年でもすごく丸みを大きくとった袖にしてらしたのを著書で見た
祖母の遺品を整理していて、出てきた浴衣が全て元禄袖だった。たぶん昭和30〜40年代の、寝間着として使っていたものだと思う。
当時は内風呂がなくて銭湯に通っていたらしいので、夏場は夕方お風呂から帰って来て寝るまでの間の家事を浴衣でやっていたみたい。
外にお風呂に行って、浴衣で帰ってきて家事して、寝る。現代人から眺めてる分にはのんびり感があって素敵な暮らし。
実際は病人や老人、幼児など動きづらい方々には不便な事も多かったのかな。トピックに関係ない感想だけですみません。
ある意味、振袖よりは若々しく初々しい感があると思う。
昔、ウールのアンサンブルで元禄袖のやつ持ってた。ばあちゃんにもらった。
今、そういうのどこで売ってるの。
今時呉服屋でっ元禄袖注文できるの?
振袖よりある意味かわいい。
仕立て屋としては注文があれば仕立てるけども、今どきの呉服屋の店員が元禄袖を知ってるかどうか…。袖丈を少し長くするのもありえない!とか言うからねぇ。
元禄袖は普段着だから廃れたって事?
今普段着に着物着る人まれだから。
私は普段着物始めたばかりだけど、いちおう子持ち主婦だから家事もあるし、袖の振りが邪魔で仕方がない。割烹着が気に入ったデザイン無くてまだ買ってないからコーリンベルトとかで袂を纏めてる。割烹着ならなおさら元禄袖が収まり良さそうよね。結婚で振袖を切るくらいなんだから、割といい歳してきたらもっと袖が短い着物とかでもいいのになあと思うよ。でも元禄袖って女学生の袴にぴったりらしい。むしろ若向けなのかな。
元禄袖着こなしてるよって着物ブロガーさんいないかな。
元禄袖は、うちの母が若い頃だから、昭和30年代頃に流行したはず。その頃でぎりぎり、まだ普段にも着物を着るってことがあったから、ウールのお对なんかは元禄袖が多かったかな。
それ以降は着物が完全によそ行き、礼装って時代になったので、元禄袖も流行らなくなって、袖丈や丸みの自由さもなくなってしまったと思う。
最近はまた、普段に着物を着るってことがひところよりは増えてきたので、自由さも戻るといいと思うけど、今度はプレタの壁があるから、普通の袖と元禄袖とって何種類も作るかという疑問があるなあ。
誂えるならいくらでも出来ると思うけど。短い袖丈で、丸みはうんと大きくて…て説明は必要かもね。
二部式着物や和食ファミレス用のユニフォームは元禄袖というか舟底袖が多い印象
40年くらい前のつるしの浴衣、袖の丸みが大きくて袖丈も短いんだよねえ
いつの間に袖の丸み5分で統一されたんだろ
元禄袖といわれて袖丈の短いものと長いものと
人によって想像するものが真逆なんですね
私は丈が短いほうは船底袖という認識でした
あと円弧のうちのどのくらいを使うかによっても呼び方が分かれる印象
丸みが円周の1/4なら元禄袖や普通の袖で、もっとゆるやかなカーブなら船底袖とか
船底袖は船底だから円周のカーブじゃないよ。
元禄袖や船底袖っていうのは、袖の丸みの形のことで、袖丈は別物だと思ってた。
元禄袖はやらないかなあ。
できれば、アンサンブルで。
※14
船底のカーブも基本的には円周の一部なんだが…
自分が持ってる半纏の袖見たら、脇の付け根からまったく直線部分なくカーブがはじまる真円の8分の1くらいの円弧だった
自分も※15 と同じで、元禄袖は袖丈に関係なく純粋に丸みの大きさの分類だと思ってたな
だからまとめ内の486以降の流れに違和感がある
船底袖はカーブが決まっているわけではなく、仕立てる人が自分の感覚で決めるから、左右の袖を同じにする以外は自由。船の舳先みたいに見えるから船底って呼ばれてる。
自分が縫う時には、袖口側から袖付側にかけて、カーブを徐々に緩やかになるようにつける。
着物関係の名称は、地域により時代により場合によっては家庭ごとに、いろんな呼び方をするから、自分の知ってるのと違う!てなっても、そういう呼び方もするんだなー。ぐらいに思っとけばいいんでは。
元禄袖にする帯は何。羽織下とか半幅帯でいいのかなあ。
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