「決定版きものに強くなる」という本。黒留袖と喪服をパーティアレンジというのが載って…



「決定版きものに強くなる」という本。黒留袖と喪服をパーティアレンジというのが載って…

586: 2017年03月01日 07:32

話変えてすみません!
いま、家庭画報の決定版きものに強くなる、という本を読んでたら、黒留袖と喪服をパーティアレンジというのが載っていてぴっくりポンだったので思わず書き込んでしまいました。難易度高そうだしメンタルの強さが求められそうだし、そもそもそれを敢えてアレンジしなきゃいけない必然性がよくわからない〜

587: 2017年03月01日 09:21

うーん…着物人口が減ってるからこそ、
普段着物を着ない人もレンタルする可能性のある成人式・結婚式・葬儀に使われる黒留と喪服を
「こんな風にも着れますよ! 着用機会は広げられるから購入検討を!」
っていう提案なのかな?

……好意的に解釈するならこの程度かなぁ^^;

588: 2017年03月01日 10:52

>>586
黒留はまだわかるとして(いや、わからんが)喪服はないわー
以前相撲観に行ったらたまたま着物デーだったんだけど
明らかにこれ喪帯ですよね…って人がいてギョッとしたわ
黒い着物に黒い帯で黒い帯揚げに白い帯締めに
成人式に履くような重ねの高い草履で洋服風コーデ、
を意識したんだろうけどものすごく悪い意味で目立ってたよ

589: 2017年03月01日 10:58

いや、そもそも五つ紋の着物での参加が不自然じゃないパーティって、結婚披露宴くらいしか思い浮かばない。
他に五つ紋が不自然じゃない格式の高いパーティがあったとしても、そういった場に行ける人は着物も一通り揃ってて、わざわざ黒留や喪服を選ぶことはないでしょ。
五つ紋が付いてる以上は礼装で、イブニングドレスやアフタヌーンドレスに相当するんだから、膝下ワンピがスタンダードの一般人のパーティに着ていけるわけがない。
つまりは現状を理解していない的外れな記事。

590: 2017年03月01日 11:12

>>588
黒のロングドレス感覚?
それはギョっとして二度見しちゃいそう。
呉服屋さんも何も言わなかったんだろうか。

遺品で何着も喪服が回ってきそうな少子化時代だから
よい絹、よい黒、と考えると素材にはなるのかな?
ちょっと前に話題になった振袖をドレスアレンジみたいな着方なら
さすがにちょっと的外れだよねぇ。

591: 2017年03月01日 13:15

着物の喪服を見る機会がなかったもんで、初めてネットで喪帯(よくある文字が書いてあるやつ)を見たとき、普通にかっこいい!ほしい!と思ってしまったわ^^;
洋服で黒中心のモノトーンコーデが好きな人が見た目重視で着物コーデしたら、喪服コーデになるのも分かる気がする…。
椎名林檎が紅白で着ていた黒の色無地も、パッと見は喪服だしねぇ。

592: 2017年03月01日 13:23

昔、名前は忘れたけど誰か有名な着物関係の人の本(雑誌?ムック?)で、
「喪服を着ないのはもったいない!」と、喪服をアレンジしてた。
5つ紋の上に桜のアップリケしたりだったと思う。半襟も遊んで、帯も可愛くしてた。
でも、やっぱり喪服は喪服だった。

593: 2017年03月01日 15:05

喪服ってイメージがもう固まってるんだね>黒の五つ紋

594: 2017年03月01日 15:05

五つ紋の黒喪服、袴を合わせると着られるのよね@武道家

595: 2017年03月01日 15:50

宝塚の卒業式も五つ紋に袴かな?

596: 2017年03月01日 15:57

591さんに賛成!!
あの喪帯、黒以外の色もあって個人的のかなり好きです。
使いたいけど、喪帯と知ってる上では無理ですね、残念。

597: 2017年03月01日 17:47

喪服、喪以外で着るとしたら、袴に合せるぐらいだね。

喪じゃないけど、前、テレビで樹木希林が、一つ紋入りの黒の江戸小紋をお茶時で着てて
かっこよかった。
ただ、素人だとインパクトありすぎて、真似できないかも。。。

598: 2017年03月01日 18:53

この本わたしも持ってるけど、本の画像上げるのはダメなのかな?
黒喪服に吉祥模様の華やかな帯、赤の帯揚げ、刺繍半襟に伊達襟。盛装として着るとなるとやっぱり紋に違和感あるわ。

599: 2017年03月01日 19:48

>>598
そういう着方なんですね
なんとなくイメージできました。ありがとうございます。
宝塚なら喪服感ないですが
その着方だと喪服感はぬぐえなさそう…
喪服の黒って吸い込まれるような黒でちょっと独特ですもんね。

600: 2017年03月01日 20:30

それ喪服というか普通に黒紋付きを慶事で着る場合っぽいよね
黒紋付きは喪服じゃなくて慶事には慶事用の帯小物を使って礼装にしてよいのだし

文章だけだとすっごく変わった着方には感じられない、まあありだねって思うよ

601: 2017年03月01日 21:27

洋服の喪服は、昔はスカート丈も踝と脹脛の間ぐらいの長さで、身体のラインを隠すシルエットのザ・喪服ってデザインだったけど、最近は膝下丈でウエストもシェイプされてて、小物やジャケットを変えれば葬儀以外でも使えるデザインにしてるよね。
着物で言えば、葬儀にも使える色無地的な感覚?

着物は晴も喪も褻も、基本的に同じ形だから、色や素材や模様でTPOの区別をするっていう、服飾文化としては非常に繊細で面白い服だと思う。

602: 2017年03月01日 21:46

本来は黒紋付は帯次第で慶事にも不祝儀にも着られるけど、まあ今は黒留、色留があるからね〜
喪帯は、やはり喪にしか使えないわ。
グレージュの地に、グレーや茶やオフ白で流水柄の帯が素敵だったけど、喪用と注意書きがあって、ああやっぱりね、と諦めた。

関連墨色で「薫風」と書かれている名古屋帯は喪帯だと思われますか?

関連黒一色の着物って喪服しか使えないと思ってたけど、あんなおしゃれになるんだ!とびっくり


元スレ: http://www.kimonolog.com/archives/post-35909.html




 

コメント一覧 : 「決定版きものに強くなる」という本。黒留袖と喪服をパーティアレンジというのが載って…

  1. 着物の名無しさん   2017年03月09日 21:56

    黒紋付を喪用と決め付けすぎでは?

  2. 着物の名無しさん   2017年03月09日 22:31

    うん
    黒の五つ紋は着物のホワイトタイだからなあ
    今は喪服の意味合いが強いにせよ葬式専門の服装ではない

  3. 着物の名無しさん   2017年03月09日 22:34

    黒紋付きは、慶事と喪の両方に着てた事もあるって言うのは見たことあるけど、慶事の黒と喪服の黒は、素材が違うって言うのも見たことがあるわ。慶事は羽二重など光沢のある素材で、喪はちりめんなど比較的に光らない素材だと。
    物が豊富な今の時代に、喪の黒無地紋付きを慶事には着ないわね。

  4. 着物の名無しさん   2017年03月09日 23:29

    既出だけど、黒紋付き=喪服ではない。
    まぁ、喪装以外に機会がないのは分かるが。勿体無いし着る機会があれば着たいなぁ。

    そういえば故中村勘三郎さんの奥様が着ていた白紋付き、予め仕立ててあったのか急遽でどうにかなるものなのか気になる。

  5. 着物の名無しさん   2017年03月09日 23:50

    関東では少し前までは、喪服は黒羽二重だったよ。留袖は縮緬。
    並んだ時に、どうしても縮緬の方が黒が深く見えるなどの理由で、今では羽二重はほとんどなくなってるけど。
    男物は今でも黒五つ紋付きは羽二重。

  6. 着物の名無しさん   2017年03月09日 23:53

    振袖の花魁風着付けと一緒で、取り敢えずインパクト狙いで、既存のしきたりを無視してみました!って感じかな?
    呉服業界がジリ貧なのは分かるけど、そこまでしなくても…とモヤモヤはするね。

    着物人口が減った原因のひとつは、そのしきたりの煩わしさなんだけども。

    でも黒留や喪服を持ってる人って少なくとも既婚者でしょ?
    田舎の娘さんとかだと、さして着る気も無いのに、結婚するから、って作らされてるんだろうと思うけど、結局そういう習わしみたいな物を呉服業界が押し付けてきたから、着物離れしてるんじゃないか、と思うんだよね。

  7. 着物の名無しさん   2017年03月10日 00:01

    黒留だろうが黒紋付きだろうが、五つ紋を着て行くパーティーなんてほぼないし、
    あったとしても他に相応しい着物はいくらでもあるのに敢えて着て行く意味もない

  8. 着物の名無しさん   2017年03月10日 02:16

    明治は遠くになりにけりですなぁ…

  9. 着物の名無しさん   2017年03月10日 10:20

    外国でのパーティで、
    着物というかKIMONO感覚ならいんでない

  10. 着物の名無しさん   2017年03月10日 11:59

    女性の黒紋付も喪服専用ではないことは頭ではわかってるけど、やっぱり弔事以外で見たらギョッとすると思うわ…

  11. 着物の名無しさん   2017年03月10日 15:16

    ※8
    そりゃそうだろw

  12. 着物の名無しさん   2017年03月10日 15:20

    確かに黒紋付は慶事にもオッケーなのかもしれないが、
    今の時代に結婚式で着てこられた日には、新郎新婦に何か恨みでもあるのかと思われるわな。
    慶弔両方に使えるなんて、知っている人のほうが少数派でしょうね。

  13. 着物の名無しさん   2017年03月10日 16:13

    レンタルだって洋服だって、なんでもあるのになんでわざわざってなるよ。昔はそれしかないって前提があったけど。

  14. 着物の名無しさん   2017年03月10日 16:16

    喪服としても着なくなったら、柄入れてもらって留袖にするのが良いのかなあ

  15. 着物の名無しさん   2017年03月10日 17:32

    留袖着る機会なんて喪服より無いんじゃ…

  16. 着物の名無しさん   2017年03月10日 18:02

    既に黒く染まってる上から出来る柄入れって刺繍とか金彩くらいなんじゃ

  17. 着物の名無しさん   2017年03月10日 19:59

    紋を消せれば、刺繍を散らして黒地の小紋になるけどね

  18. 着物の名無しさん   2017年03月10日 20:23

    いくらかかるんだって考えると現実的じゃないよねぇ。
    自分が刺繍作家ならアリだと思うけども。

  19. 着物の名無しさん   2017年03月10日 22:37

    ※15
    14だけど確かにそうだわw

  20. 着物の名無しさん   2017年03月11日 10:46

    椎名林檎の昨年の紅白での衣装が、バックダンサーも含めて真っ黒(八掛は白で、白い懐剣を挿してる)だったから、家庭画報もこりゃ行ける!と思っちゃったのかもね〜

  21. 着物の名無しさん   2017年03月11日 15:32

    本の方が古いと思うが。

  22. 着物の名無しさん   2017年03月13日 13:31

    黒が着たいのなら木綿や紬なら絶対誤解されないはずだけど
    家庭画報だとセミフォーマルでハイブロウ路線だろうからややこしい事になったんだろうな
    作家ものの黒留めや喪服のマナーを提示してきた雑誌がやるには難しそう

  23. 着物の名無しさん   2017年03月13日 14:39

    振袖と普通の袖の着物の区別さえついていない人がいるから、、、
    木綿や紬の黒でも、素材の見分けができない人は誤解すると思う。

    黒の羽二重、家にある。小さいので処分かリメイクか、ちょっと困ってる。

  24. 着物の名無しさん   2017年03月17日 08:13

    そんなことより、既婚女性の結婚式参列(?)は黒留袖で、という昭和50年代あたりまでのプロトコールのリバイバルをプロモートしてほしい。

    お宮参り、七五三の母親も黒留袖で、なんて昭和戦前チックもいいし(色ものの半襟を合わせてちょっとカジュアル・ダウン(当時の流行))。

  25. 着物の名無しさん   2017年03月17日 12:39

    最近は甥姪の結婚式は黒留じゃないと聞いて驚いたわ
    ほんと黒留復権してほしい

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