地紋が雪輪青海波の着物。実際のところ、どういう扱いになるの?厄年に着るもの?
12: 2014年04月30日 01:16
雪輪青海波のことについて
こんにちは、初心者です。ネットで購入した着物の地紋が雪輪青海波だったのですが(あまり気にしていなかった)、知り合いに、これはいわゆる鱗紋だよね、(歌舞伎の鬼女などの)といわれてしまって着るのを躊躇しています。実際のところ、どういう扱いになるのでしょうか。厄年に着るものなのでしょうか。教えてください。よろしくお願いします。
13: 2014年05月03日 00:25
えーと、地紋が雪輪青海波で、その上に鱗紋が染めてある、ってこと?
ちなみに「鱗紋」は「三角形が規則的にびっしり並んでる柄」の事だよ。雪輪青海波とは別。詳しくはググってくれ。
で、ググれば「どういう意味の柄なのか」も判る。どういう扱いになるのかも、そこからなんとなく察しがつく。
さらに言うなら、その「知り合い」の助言を聞くのは、こと着物に関しては、もうやめた方がいい。
14: 2014年05月03日 02:48
雪輪青海波について。
雪輪青海波地紋に付下で何か植物が絞りであっさりの柄ものです。華やかな黄色にあっさりした柄、で結構気に行って購入しましたです。三角は一切ないです。多分その方は鱗っぽいところに勘違いしたようです。鯉のぼりみたいな感じはありますから。レンタルの訪問着の地紋にも使われているし、地紋じゃなく総柄の振袖も売ってたので、もし鬼ならそんなものおおっぴらに売らないだろうし、調べても青海波はおめでたいとか、菊青海波はオッケーな感じで受け入れられているし、なんで雪はだめ?ですこしパニックでした。でもひと昔前はもしかして何か雪女とか??ってなかんじで怖かったので、着物通の方々に聞いて見ることにしました。買った先で聞けばよかったのかもしれないのですが、そんな危ういものを何の助言もなしに売る店?って聞けませんでした。うっかり来て行って出先に嫌な思いはさせられないですからスッキリしました。これからは鬼と間違えられないように堂々としていたいと思います。雪輪青海波のためにも。せっかく私のところにきてくれたので。でも付下しばらく着る予定はないです。^_^;
助言は頼んでもいないのにされてしまうので、ネットで調べつつ、確信が持てないときは通の方にご教授いただこうと思います。雪輪青海波は穏やかな海(と雪?)のような暮らしが続いて行く?でしょうか。単純に袷なので冬の付下げですかね。なるべく自分でと思いますが、また解決できないときは質問させてください。初心者ですか、自分のスタンスで着物と付き合って行きたい と思っています。お付き合いいただきありがとうございました。
15: 2014年05月13日 23:06
鱗紋だって魔よけとして武具や戦用の衣装に使われたり、厄除けの意味があるから全然悪い意味はないんだけどね
16: 2014年05月14日 01:05
ググったら三角形(蛇など爬虫類の鱗)は魔物や病を表し、
歌舞伎では鬼女や蛇の化身を意味するとあった。
そこから鬼瓦のような感じで魔除けに用いられるようになったそうな。
勉強になるなー。
関連雪輪模様の着物は夏に着るもので冬着てはいけないのですか?
関連そろそろアマビエ柄の帯が出てるだろうなと検索してみたらがっつり織りの帯でてた。欲しい
元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/36791308.html
コメント一覧 : 地紋が雪輪青海波の着物。実際のところ、どういう扱いになるの?厄年に着るもの?
青海波文様そのものは、歴史的に見てもルーツは波とも鱗とも取れますよー
ある呉服屋のブログにも書いてあって、これを言えるのはちょっと歴史とか美術なんかに精通しているのではと一目置いている
三角の鱗紋は吉祥文様
年始にいいのでは?(辰年、巳年)
厄年に厄払いで身につける方もいますよ
籠目みたいなもの
季節感もそんなにないです
もちろん能で演目にちなんでもありかと
青海波も鱗紋で龍とか蛇のイメージあるけど能の話で江戸小紋柄としては定番でしょう
鬼女ばかりでなく竜神もいますよ
吉祥文様
雪輪なら真夏(涼感演出)か真冬だけど、袷なら冬で良いでしょう
今や雪輪も通年化しつつありますし
雪輪は雪がモチーフで、冬以外にも涼しげということから夏にも好まれる文様ですが、季節物というよりはデザインの1つという認識です
文様の由来や意味を知るのは面白く、装いに深みを持たせることはできますけれど、拘る必要はないというのが私の考えです
デザインをする方自身もそこまで意味を込めていない場合もありますからね
んー、でも、附け下げなんでしょ?
地紋って、そんなに気になるものかな。色無地ならまだしも。
それに鱗紋って、そんなに悪いイメージのものじゃないよね。
どっちかっていうと、魔除け的なもんじゃないの?
ちょっと、その知り合いって意地悪だよ。
うん!好きなものを着よう!
その知り合いは、
鱗系が苦手なんじゃないの?
好み的に。
好きなものを着たり、良いものをお手頃価格で手に入れた!って喜んでる時に
こういう埒もない事を言って水を差す友人?知人?とは、一線を画すべきかもね。
でも、初心者がいきなりネットで着物を買うのは、あまりお勧めできないなぁ。
捨て錢を覚悟してるならアレだけど・・・。
まぁ今は、返品OKのとこもあるし、お店を選べば大丈夫なのかな。
青海波は源氏と頭中将が舞った雅でうつくしいイメージですわ
最近、青波海の画像は
「wifiめっちゃつながりそう」とツイートされてることが多い
1、青海波文:同心円の一部が扇状に重なり合った幾何学的な連続模様で、無限の海の広がりを意味する図柄。
扇形城の波を上下左右に反復した波文の一種。日本では海にまつわる伝説や民俗信仰が伝えられ、大海原をあらわした青海波文は、海がもたらす幸福を呼び起こす文様とされた。埴輪の女子の上着にこの形象が見られるが、名称の由来は古代中国の青海地方の舞踏曲で、舞を演じる人が着た衣装につけた文様とされている。
せいがいはもん 2
日本で青海波と呼称したのは平安時代からで、衣装の文様によく用いられるようになったのは江戸時代である。
能装束や小袖のほか、図版の絞り刺繍の夜着(部分)にも吉祥文様として使われている。今でもキモノや帯の文様に好まれている。
藤原久勝著「キモノ文様事典」(淡交社 2004年)
・雪輪青海波、菊青海波、破れ青海波、松竹梅で青海波を形づくったもの、
青海波に宝尽くしや鳳凰を散らしたものもある
・波文様は他に片男波、立浪、光琳波文などもある、水文の仲間
・紅型にも見られる
・小柄で痩せ形の人は大柄中柄な連続模様はなかなか着こなしが難しい
※8
雅楽の「青海波」で、紅葉賀ですね
「江戸時代中期になって、青海勘七という塗師が特殊な刷毛で青海波を巧みに描いたことから広まった」
「古くは人物埴輪の衣装、陶器や蒔絵、舞楽の衣装、能装束、小袖にも用いられました」
特選実用ブックス「きものの文様」
世界文化社(2010年)より引用しました。
京都では女の厄年に鱗紋の襦袢をつくって厄払いする風習があったところもあるって聞いた
襦袢に限らず吉祥文様のものをつくるとか、身につけるとか名古屋でも聞いたな
魔除け
鬼女云々も12の本に書いてある(きもの文化検定推薦図書)けど、
事実として能のその役柄の衣装に使われているだけで、
普通の着物なら、魔除けの意味が強いと思う
そのお友達は斜め読みした半可通ぽい
川島織物の素敵な菊青海波の袋帯、あったよなあ
四瑞(しずい)、四神思想で
鳳凰、龍、麒麟、亀自体が吉祥文様だよね
大相撲の幕の四隅の四色の房、あれも四神と聞いて面白いと思った
方角を司る西が青龍で
天宮を統べる真ん中が黄龍か
巳年かつリアル厄年だったお正月に、三角連続な鱗地紋に松竹梅身につけました
好評でした
▽▼▽
▼▽▼
電波も波だからなあ
確かに一つ一つはWi-Fiマークに似てるね
成人式の振袖用の長襦袢誂えた時に、
これは魔除けでめでたい柄だからと言われて虹色のウロコ模様にしたよ。
京都の呉服屋さんでした。
私も厄年の時に、鱗紋の長襦袢を作ってもらった。
魔除け、厄除け、それに他人からの嫉妬を遠ざけるって聞いたよ。
友達にも鱗紋の長襦袢を持ってる人がいて、厄年のー?って笑った事があった。
襦袢ってそんなに着捨てるものじゃないから、お手入れしながら何年も大事に着たらいいよ
厄年しか駄目な訳じゃない
柄の好みは個人であるかもだけど
三角の鱗模様は弁天様にちなむ模様でもある
幾何学的だからあんまり鱗っぽくないよね
和菓子だと三角形は氷の象徴
今の時期食べる「氷室」とか
雪輪青海波も鱗紋も良い模様ですよ
間違えた
北 玄武(黒)
南 朱雀(赤)
西 白虎(白)
東 青龍(青)
でした。キトラ古墳。
ゲームや漫画にもよく出てくるな
四神思想は、ふしぎ遊戯と蒼の封印がまず思い浮かぶ(年がバレる)
とりあえず、お正月に家で着ます。皆様、助言ありがとうございました!
吉祥柄は弔事以外、一年中着て良い
袷だから袷時期になるだけ
まして、地紋なんだから目くじらたてることじゃない
そんなに大柄?
雪輪青海波、洒落ているよ
格は小紋だから、カジュアル寄りになるけども
付け下げでしたな
コメントする