和裁の超初心者が先生がいるとはいえいきなり大島の袷なんて縫えると思えない
343: 2015年08月23日 16:37
和裁話に便乗
母が6月から公民館で和裁習いだしたけど、早速祖母の形見の大島に手を出す気満々で不安
ウールや阿波しじらの単衣をまず作って欲しかったんだけど、同じ教室の生徒さんに「良いもの縫った方がいい」と言われたらしく・・・
よりにもよって手持ちの大島の中でも一番良いものを洗い張りに出して袷を縫う気だしorz
「先生がついてるから失敗しないわよ」とか言ってるけど、裾除け縫っただけの超初心者が先生がいるとはいえいきなり袷なんて縫えると思えない
344: 2015年08月23日 17:21
>>343
壇ふみ著『壇流きものみち』の大島の段に、母親が「すごーくいいものなのよ。目が詰まってるから縫うのが大変だったって、仕立て屋さんが言ってたもの。」と述べる下りがあります。
私は和裁の知識はありませんが、良い大島は縫い難いからと説得した方が無難では?
ご友人が初心者に高級品を縫うようアドバイスすると言うのも、一般人から見ると意図が分からず府に落ちません。
345: 2015年08月23日 17:54
洗い張りってことはすでに裁ってあるってことだから
失敗したならまた縫い直せばいいんだし
寝かせておくよりはいいと思うが
347: 2015年08月23日 20:51
いい大島は縫いにくいって言うよね。
自分は浴衣の次に袷の大島の裄出しを教えてもらって、そんないいものではなかったけど
かなり苦心しました。
いくら先生がついてても大変そうだけどなぁ。
関連大島紬が反物で120000円ってあり得えますか?仕立ての最初の一着としては良いもの?
348: 2015年08月23日 21:54
私は独学だけど浴衣、単衣ウール、絹長襦袢と縫ってから袷を縫ったな
それも古着を解いたもので、初めから良いものを縫うのはどうかと思う
良いもの=絹、であれば”運指だけ”は楽と言えるけど(寸法はまず歪む)
大島の目が詰まったのでは、針は滑らないし固そうですね
ましてや初心者で力の入れ方が分からないと余計に厳しそう
先生が表裏の断ちも記し付けも全てやってくれて、マンツーマンで教えてくれれば縫えるだろうけど
349: 2015年08月23日 22:18
大島は、しごいてもしごいてもつれ?(だっけ?)が出るんだよなあ
先生の手は魔法の手、だった
375: 2015年08月26日 04:31
>>343
遅レスですいません。その大島の話はすごく心配ですね。昔、和裁士さんのブログを読んでいて、洗張りの仕立て直しを受けた際に、価値のある柄織りで目の詰まった良い大島を最初に技量の足りない和裁士さんが仕立てた結果、布の目を台無しにしてしまっていた、という話が写真付きで紹介されていたのを思い出しました。
とはいえ、お母様の持ち物であれば強く言うこともできませんよね。悩ましいですね。
376: 2015年08月26日 04:40
>>343
すいません、375です。さきほどのブログ記事、下記です。気になりすぎて数年ぶりに探してしまいました。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/wafukukoubouhisae/53132249.html
(↑リンク切れのため、リンク削除しました。)
関連和裁教えてあげるとおっしゃるが半衿付けさえ手間取るのに着物が縫えるのだろうか?
関連和裁とはどんなものかという所からの初心者向け講座があったらいいのにな
元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-26894.html
コメント一覧 : 和裁の超初心者が先生がいるとはいえいきなり大島の袷なんて縫えると思えない
たしかに大島の地の目を通すのは難しいけど、だからって家にある大島を縫いなおしたいお母さんの情熱は否定されるものでもないでしょう。
手縫いなんだから何度でも直せますよ。
最初に縫ったのへたっぴだったなぁ、って慣れてから縫い直すとか、和裁あるあるですよ。
縫込みは落とさないで残してね、でいいのでは。
縫い方云々の話じゃないのに。
布の目を痛めちゃったら元も子もないと思うけど…。
あくまでも一般論での話でしょう
初心者には難しい、上達してからの方が無難だよねという
実際に本人に大島を縫うなと言ってるわけでも言えるわけでもないし
それに単を縫った事がないのに袷を縫うのは無謀すぎると思うわ
構造さえ分かっていれば(先生付きならなおさら)、単衣よりも袷の方が楽と聞いた事がある。縫い目が直接出ないからかな。
しかし大島のマルキ数の大きなものは大変なんじゃないかな?目が詰まってるのは力や技量がいるよ。博多織の帯をかがるのでさえ困難だった。素人ではやっぱり目が傷んだよ。
布が傷んだらサイズを小さくしていくしか道は無い。現代人はどんどん大きくなるんだから、長く着たいんだったら母を全力で阻止するべきだよ。
そもそもおばあさんから譲られたのがお母さんならお母さんの物なんだからどう扱おうと口出すことじゃないと思うけど…着物なんて着ないし処分しよって人もいれば、着るのが楽しい人もいるし縫うのが楽しい人もいる。
自分でお金だして手に入れたものじゃない以上、はっきり自分の物になる前にどんな形になろうと、それがご縁だと思うけどなぁ…
縫い直しがきくならチャレンジもありかもだけど、大島はそうじゃないもんね
形見の大島が>>376みたいになった日にはもう・・・
仕立代が別料金(訪問着よりも高額)なのもうなずけるよ
そんなに躊躇するものなの?
大島ってそんなに貴重?
自分の持ち物ならどうしたっていいじゃん
だったら反物買ってやれよ・・・・・
単より袷のほうが楽なのは、くけがないからです
343です。
バタバタしてたらレスもいっぱい、まとめまでされてコメもいっぱい・・・ありがとうございます。
やっぱり大島って縫いにくいんですね・・・。
祖母は大島好きで何枚かあるんですが、よりにもよって一番目の詰まってるものに手を出そうとするので心配になりました。
他の大島なら練習用でもいいくらいのものもあるのですが、母も楽観的というか、あまり深く考えて行動する性質ではないので一番良いもので練習しようとするので・・・。
裾除けしか縫ったことのない初心者が何を根拠に「大丈夫」というのかと、ちょっと依怙地になった部分もあるのでそこは反省しています。
とりあえず母と相談して、まずは単衣の長襦袢→練習用の大島(袷)を単衣にするということで決着しました。
袖無双の長襦袢も一枚仕立ててみるといいですよ。袖の振りの内側を控えて縫ったり、裾ふきを作ったりするので、袷のきものの練習になります。
大島の難しさは、縫い合わせる二枚の生地の釣り合い、生地と縫い糸の釣り合い、表と裏の釣り合いなどが、全てちょうどいい「塩梅」になっていないと美しい仕上がりにはならないところだと、私は考えています。その「塩梅」は、何枚も仕立てることで身に付いてくるものなので、やはり初めてのお仕立てにはむかないのではないでしょうか?同じ紬でも、真綿系のものの方が仕立てやすいかと思います。あまり高価なものではなく、お手頃なものからどうぞ
自分が縫えるならともかく。祖母の形見って母のものでしょ 母の自由にさせればいいのに。
その形見をがちゃがちゃにされたらお婆さん草葉の陰で泣いてるってなるんじゃねいの?
もう死んでるんだからは無しね。
物を大事にって思うのは悪い事じゃないよね。
相手が他人なら「好きにしたらいいよ」っていうけど、
自分の母親が
知識不足ゆえにあとで後悔しそうなことをやろうとしてたら、自分ならとりあえず止めるよ
親が悲しむ様子はみたくないもの
それでもお母様は納得しないだろうな。
若い報告者と違ってお母様世代だと「いつまで○○できるかわからない」というそこはかとない焦りが生じるのよね。だから一番着てみたい大島を縫いたいんだと思う。
一応話してみて、それでも翻意なさらないならもう仕方ないと思われ。
※14
いや、相談の上納得して頂けたんでしょ?
※9さんが、最初の方ならば。
他人事ながら安心した所でした。大島を死後に何枚か遺す身として…。
15さん、ありがとうございます、14です!
見落としてました。お恥ずかしい!
一件落着でよかったです。
母が某伝統工芸を生業にしていますが、
布作りの工程すべて本当に大変なものです。
お祖母様が残してくれてた大島、大切にしてほしいな。
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