最近知ったんだけど総絞りって格が低いんだよね?
810: 2015年09月30日 16:37
総絞りが好きすぎる血筋みたい。
祖母も母も総絞りの訪問着を持っていて私の振袖も総絞りだった。
最近知ったんだけど総絞りって格が低いんだよね?
じゃあ名古屋帯と合わせてカジュアルに着れないのかな?
一応絵羽というかありがちな柄の赤の総絞りと紫の総絞りがあるんだ。
流石に振袖は普段ぽんぽん着れないけど、小紋感覚で着たくてため息ついて毎日ながめてる。
813: 2015年09月30日 16:43
>>810
総絞りは格が低いという誤解があるようだがそんなことはない、っていうような本を読んだことがあるよ。
814: 2015年09月30日 16:54
格が低いというよりは、迫力はあるけど華やかさがもうひとつで
第一礼装にするには少し物足りないというイメージ>総絞り
手間暇(とお金)のかかった着道楽さんの超一級の洒落着?
ちょっと気合入れておしゃれしてきました!っていう場くらいならアリだと思う
815: 2015年09月30日 17:23
810です。ご意見ありがとうございます。
来ていきたい場所はデートや女子会(どちらもそんなに豪華な食事ではない)、観劇、ライブあたりを考えてます。
あまりパーティや懐石なんかは縁がない生活でして…
白と赤、白と紫のような色使いも激しいものでもないので訪問着としてははっきり言って地味というか華がない感じです。
だから軽めのお洒落着に出来たらなって思ってます。
でも総絞りでそのへんをうろうろするのも悪目立ちするかなって不安で…
もしそういうお着物を持っておられたらどういう用途にどんなコーデ(ざっくりで構いません)でお出かけされますか?
もしよろしければお聞きしたいです。
816: 2015年09月30日 17:24
>>810
総絞りは小紋と同格の社交着だってばっちゃが言ってたぞ。
総絞りと総柄京友禅は値段は高いけど準礼装にもならないから気をつけなさいって。
値段と着用シーンのギャップという意味では紬と同じ感覚なのかな。
母は名古屋帯合わせて大寄せの茶会とか気張ったお稽古(よその先生お招き等)に着て行ってるよ。
817: 2015年09月30日 17:41
絞りが絵羽ガラリに配置されてたら
絵羽小紋とおなじように準礼装にはなるよね。
818: 2015年09月30日 19:41
昔礼装に家紋が必須だった頃は、家紋が入れられない総絞りは礼装にならなかったって聞いたことがある
今は絵羽柄であれば無紋でも礼装になる時代だから、総絞りでも絵羽柄なら礼装扱いでしょ
とはいえ、留袖を総絞りには出来ないから第一礼装じゃなくて準礼装止まりだけど
絞り柄の留袖もあるけど「総」絞りじゃないから別物だしね
訪問着でも洒落柄や軽めの柄はよそいきにもなるけど、総絞り(特に総鹿の子の場合)は存在感ありすぎて街中じゃ浮きそう
819: 2015年09月30日 20:06
絵羽柄なら普通に訪問着扱いでいいのでは?
絞りだと色数少なくて地味に思えるかもしれないけど代わりに帯を派手にするとか…。
関連有松絞りに関する批判。「絞りは暑い」「色落ちがある」…等。皆さんどう思われます?
関連絞りの帯揚げ使ってますか?絞りの帯揚げは未婚が使うもの…ってあったので悩んでます
元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-26894.html
コメント一覧 : 最近知ったんだけど総絞りって格が低いんだよね?
絞り欲しいけど
お値段と手入れを考えたら
ちょっと買えないな~
あと黄ばむのはなんでだ?
糊の関係なのかな
総絞りは浴衣は勿論、長着も羽織も帯も帯揚げもそれぞれ別個に普段使いしてたw
何にも考えてなかったな
朱色の総絞りで途中に黒正絹生地が切羽目られている付け下げを持っている。
絞りの中は黒になってる。
これは結構目立つのでパーティーでも良かった感じ
総絞りは格が低い、というのは第一礼装が求められる場においてという前提が抜けると意味が変わっちゃう。
五つ紋本振袖に比べたら低いだろうけど、訪問着として格が低いとか絞り自体がカジュアル傾向という意味じゃないよね。
うん。総絞りの格が低いだなんて、ここを読むまで考えたこともなかった。
うん、そう。誰が言ったんだろう。って思った。慌てて手持ちの本を確認したけど書いてなかったし
第一礼装でも、総絞りはあり得るよ。振袖なんかそうだもん。
しかも振袖には紋はいれない・・・のでは?
今は入れないのが主流だけど、昔は礼装として着るなら振袖でも必須だったよ
※8さん
そのソースを教えていただけませんか?
どこかに文献などあるようでしたら教えてください!
礼装の振袖の紋が必須ってやつです
よろしくです!
昭和初期の着物展示会目録借りて見たけど、
振袖は全部五つ紋本振袖でしたよ。
今の成人式振袖はほぼ本振袖じゃないし紋無しが当たり前だけど、
1~2世代前の着物を貰うと、訪問着にも振袖にも紋付はよくあるよね。
もしかして、昔はちゃんと(?)その家の人が使うっていうから紋を入れるのが当たり前で、
現代は着ないから売るとか譲るってことを前提にして簡素化されたってことなのかな。
奇麗だろうなあ、紋入りの大振袖
本振袖っていうのはまた新しい言葉だな。勉強しなくちゃ
昔の人は「紋付」をとても大事にしてたよね
お正月やお祭りの時も紋付を選んで着てた
相手を敬う意味で紋付を着るという意識が今よりも強かったから
敬ってもらった側もその気持ちを汲んで
「私などの為に紋付を着てくださって…」みたいな会話を大正生まれの人たちがしてるのを聞いたことがある
盛装という感覚がなかったんじゃないかと推測
普段着と晴れ着しかなくて、晴れ着のTPOは紋の数で決めてたのかな
着物に関しては先人からの伝聞でしか情報を得ていないから
「文献」という天下無敵の印籠みたいなのはないのよね
名刺代わりとか看板の代わり?にもなるかも
紋を観ればお里が知れるというやつ?
現代で振袖に紋を入れようとしてかたくなに呉服屋に拒まれた経験あるんです
現代の振袖で紋を入れるのを勧められないのは、紋を入れる場所にまでドッチャリ
柄付されているものが多いからだと悉皆屋さんに聞いたことがある。
特に染め紋は一旦染を抜いてから紋を入れるようになるので、お金がかかるし生地も傷むし、
柄によってはみっともなくなるのに、紋が柄に埋没して目立たないので意味がないと。
あと、戦後、女性の家紋は小さくする傾向にあり、なおさら柄物だと目立ちにくい&礼装のカジュアル
ダウン化が進み、家紋が入っている着物だと格式高くなりすぎて着用用途が限られるので、結婚式
以外にも着用する可能性の高い振袖や訪問着には家紋を入れなくなったのではないか?という話でした。
江戸時代に総絞りは贅沢品だということで上から禁止令が出たので正式な場所には着ていけなかったと聞いた覚えがあります
知らなかった、成人式も友人の結婚式も総絞りの振袖着てたよ
現代だったら自分の結婚式とかでなければ大丈夫なのかな?
※9
昔は振袖だろうが訪問着だろうが紋付きじゃないと礼装扱いじゃなかった
今でも京都あたりだと無紋の訪問着は礼装として見られないってここの記事で読んだよ
ただでさえ昔のことだし、文献になるほどのことでもないから明確なソースはないと思うけど
※16
ちゃんと読んだ?
総絞りだから格が低いというのは現代では「ない」よ
総絞りはあくまで略礼装まで
総柄だからね
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