結婚式。黒留袖/色留袖は「親族以外は着るものではないなんておかしい」という意見が…
940: 2015年10月16日 08:48
結婚式シーズンなんで。
某サイト(読○新聞系)で、
「職場の同僚の結婚式披露宴に出席するのに、
黒留袖を着て行きました。非難されました。
第一礼装で行ったのに!なんで!」というトピと、
「友人の結婚式に、色留袖で行こうと思います。
花嫁に聞いたら『着るものに縛りはつけません。ご自由にどうぞ。』と言われたし。」
というトピがあって、
どっちもケンケンガクガク。
黒留袖、色留袖は、親族が着るもの、
同僚や友人が着るのは行き過ぎだという意見と、
親族以外は着るものではないなんて、おかしい!という意見が飛び交っていた。
どっちかといえば、親族限定説が多かったが。
「私も友人の披露宴で色留袖着たら、同じテーブル内で
ちょっと引かれた。」という経験も。
ちなみに冒頭の「同僚の結婚式に黒留袖」の人は
「以前親戚の結婚式で黒留袖を着て、みんなに褒めてもらったのに、
今回は非常識扱い。なぜ?
義母も『是非とも同僚の結婚式にも着ていきなさい』と勧められたのに。」
これに対して、義母の陰謀説が出ていた。
941: 2015年10月16日 09:01
私が着物のことを習い始めた最初に聞いた話では、
色留袖も一つ紋で比翼がついてないなら
訪問着と同じ、というのだった。
黒留袖はほんとに結婚式の親族用という
ものすごく固定された使い方しかできない着物になってるね。
明治時代にブラックフォーマルの代わりにと
考案されたときは、きっとここまで固定的になるとは思ってなかっただろうな。
942: 2015年10月16日 09:16
黒留袖は結婚式の近親者限定
色留袖は結婚式なら仲人や上司の場合。親族でも黒留だと格が高すぎる場合に着用できる。結婚式以外でも自分が主役のパーティや園遊会など、ここぞの時に着用。
こんなイメージだったけど間違ってる?
943: 2015年10月16日 09:18
あ、色留袖は一つ紋で比翼無しなら訪問着と同格っていうのは
色んな着物本にも書かれてますね。
944: 2015年10月16日 11:12
940です。
なるほど、勉強になるわ・・・。
色留袖を着ると書いていた人は、
比翼の有無、紋の数まで書き込みがなかったように思う。
私の持っている訪問着は、20歳の時誂えたんで、50代の今は派手。(濃いめ桃色)
いざの時に困るなあ。と思っていたけど、
母の薄いグレーの色留袖(比翼なし、紋一個)があるからそれを借りればいいってことですね。
(袖丈他、ほぼ一致)
でもいざの時ってなかなかないわ。(お祝い事)
葬式と法事ばっか。チェッ!
夫にノーベル賞の一個や二個、取って来いと発破かけないと。(自分は努力しない方向)
945: 2015年10月16日 11:36
仲人は黒留だなあ。
それとも最近は軽めになってるのかな?
946: 2015年10月16日 13:04
私も942さんとほぼ同じイメージで仲人は黒留かな。
昔は一張羅でなんでも黒留だったかもしれないけど
格以前に、今は黒留は親族+仲人しか着ないから
友人なのに黒留だとまぎわわしい。
一つ紋の比翼無し色留は訪問着格とはよく聞くけど、
よくよく考えたら、本襲着たら色留格になるってことか。
意外と便利かも。でも、暑い??
947: 2015年10月16日 14:06
訪問着に家紋入ってたら色留袖風にはなるかも知れないけど、上半身に柄が有るとどうなんだろ?
留袖と同格かと言われると違うような。
948: 2015年10月16日 14:34
地色が黒なのは一目でわかるから別として、柄付けの雰囲気もあると思う。比翼の有無とかも、全体に醸し出される重厚さが問題になるんじゃないかな。
訪問着は華やかさに重きを置いているイメージ。
色留袖の柄は、華やかでもいいけど訪問着より重さがほしい。
949: 2015年10月16日 16:24
>>947
もしかして私のことでしょうか。
訪問着じゃなくて
比翼がないために訪問着格でしか着られない色留を
本襲で着たら色留に戻るんじゃ?ってことです。
一つ紋比翼無し色留の存在意義がわからないんですけど
こういう使い方もできるのかも?と思っただけです。
単にこういう柄着たい、でも格上げしたくないって人もいるのかもしれません。
留袖な時点で柄が重厚なので着るシーンはかなり選びそうですけどね。
関連豪華な留袖。着る機会もないし皆さんどうされているんでしょう?このままタンスの肥やし?
元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-26894.html
コメント一覧 : 結婚式。黒留袖/色留袖は「親族以外は着るものではないなんておかしい」という意見が…
黒留・色留(三つ紋五つ紋)は親族が着るものって決まっててどの本にもそう書かれてるじゃん・・・
「親族以外は着るものではないなんて、おかしい!」も何も、ただのゲストが身内より格上の服装だと出しゃばりだし、ホスト側が気詰りだから控えるべきなのは結婚式に限ったことじゃない
洋装ドレスで白を着ないレベルの常識でしょ
礼装としての格は、襲(比翼)のあるなしじゃなくて、紋がいくつ付いているかが重要だと思う。
親族の結婚式で黒留着て誉められた
同僚の結婚式で黒留着て非難された
なぜ?って聞くところが、もう頭悪いとしか
着物の格はよくわからんが、
侃侃諤諤(かんかんがくがく)
喧喧囂囂(けんけんごうごう)
これだけは言っとく。
親族、仲人限定、というのがここ25年ぐらいの風潮。男性ゲストがモーニングを着なくなったので、じゃあ釣り合いをとらなきゃ、とミセスも格を下げて訪問着が主流になったようです。
変に洋風を取り入れて、真っ黒なのはなんだか結婚式らしくないからだとか、ゲストが家族よりも格が上になるとは、とか、もっともらしく言われているのはあとから無理やりのこじつけっぽいらしいです。
黒留め袖は何十年ごとにしかあつらえないけれど、訪問着なら何枚あってもいいし・・・という呉服業界と着付け教室業界のバブル期の陰謀があったのでは・・・という気がしなくもない。
家紋をさらすのが嫌だ…気が引ける…という人たちもいたのかもね。
昔がどうとかは関係ないでしょ
そこまで言うなら貫頭衣でも着てろよって話になる
侃々諤々な。
呼ばれたお式で新郎側の既婚女性が全員五つ紋黒留袖レンタルだったことがあったなぁ
今ざっと手持ちの本をめくったが、第一礼装の記述はあるが「親族の~」というのはなかった。
よって、これをこのまま素直にとると、親族じゃなくても留袖は「第一礼装」だから誰が着てもOK
になるのかも。
留袖の三つ紋は見たことないし
色留袖の一つ紋も見たことない
親族だけ~と縛っているのは一部だけなのかしら?
一つ紋比翼なしの色留め持ってるよ。
夫の従兄弟の披露宴に着たわ(薄い色の伊達襟つけた)。
あと、従姉妹が娘ちゃんの七五三の付き添いに着るってんで貸し出した。
家族が黒留、若い&遠い親族は色留もありって認識だった
来賓で留袖着るって発想がなかったわ
一つ紋で上半身が無地だったらお茶会で着るのしか思い浮かばなかったけど
七五三でも使えそうだね
気合い入り過ぎておかしい、っていう単純な事じゃない?格がどうこうじゃなくて。
詳しい故に止め所が分からなくなる例だね
※9
うちにある本には全部「親族や仲人が着る」って書かれてる
ウィキやネットの解説サイトでも書かれてる
結婚式に出席するのか、披露宴だけなのかで判断する。
誰でもでてねのキリスト教式はおいといて、神前結婚式に出るのは家族親族仲人。
だから式服として五つ紋の第一礼装。
披露宴だけの遠い親族や友人は準礼装や略礼装で、若いお嬢さんは盛装として振袖あり。
友人としての色留、振袖が厳しい年齢で、柄が軽めの一つ紋ならぎりぎりセーフかな。
三つ紋だと従姉妹か来賓だ。
※5
こじつけも何も、それ以前に「男性がモーニングを~」の時点で既に洋風に染まってるんですが・・・
ゲストがホストより格上にならないようにするのは、欧州じゃ常識だし
ここ25年って言うけど、それってかなり最近だよ?
それ以上昔のうちの親戚等の結婚式でも身内以外で黒留着てた人なんていないし
既婚女性の出席者全員黒留ってのは炭坑が元気だった時代の写真で見たことあるくらいだなあ
親族、仲人、両親までは黒留ってイメージ。関東なのでえどづまと呼ぶけれど…
叔母でも色留着ている人もいたし花嫁姉妹は振袖、友人や同僚も振袖だらけで写真が豪華だったw
年齢的に微妙な場合もあるけど会社の同僚は既婚三十代でも振袖着てたっけw
小豆色の上品な色だったので彼女に合ってたから気にならなかったな
まあ、この某新聞の掲示板でも、現状では大多数が黒留袖を着用するのが、家族に仲人まで、という認識が主流である、ということ自体では意見は一致していたと思う。
ただ、声高にマナー違反だ、と叫ぶ人たちが必ずしも正しい根拠にのっとってそう発言しているわけではない…という人たちがいた、ということだったんですよね。
ところで米15の>ゲストがホストより格上にならないようにするのは、欧州じゃ常識だし
変ですね。欧州ではドレス・コードがブラック・タイの晩餐会はホストもゲストもブラック・タイ。純イギリス風結婚式では一般的にはホストもゲストもモーニング相当の礼装を着用。ホストと同格の礼装をしていない人は手持ちがない人か、しきたりに明るくない外国人、とみなされてそれでおしまい。誰も後ろ指をさしたりはしない。
同格と格上は別でしょう
格上にならないようにすることとあえて格下のものを着ることも別ね。
同格(格上にならないよう)にするのが欧州で、格下にするのが日本ってだけでしょ
姉妹が三つ紋の色留を着ることもあるから、ただのゲストが黒留着て行ったら思いっきり格上になってどっちにしろアウトだし
黒留袖は一般ルールに従った方が吉、
おめでたい日に、本人も主役もまわりも、みんながイヤな思いをしなくてすむからね
いとこの夏の結婚式に出席したんだが、うちの親族は新郎母以外は皆色が明るめの洋装だったのに対し、新婦側の親族は黒留袖ばっかりで今時珍しいなあーと思ってしまった。
招待客が主催者側の服装をしたら紛らわしいでしょ。
※24
式場に着いたときに黒留の人がいたらまず身内だと思って挨拶するしね
新郎新婦の近親者だと思ってそれ用の挨拶したらただのゲストとかトラップでしかないわ・・・
※23 そーなの?地域差かな。親族席の既婚は黒留が普通だと思ってた。
黒留めはホスト側の装いだと思っていた。
だから親族でもまだ新参者の新郎新婦姉とかが色留めだし、叙勲などで宮中に行く時も黒留めは着ていかない。私らごときが宮中でホスト側になんてならんもんね。
と、長年思っていたが、違うの?
※27
宮中は黒は喪の色だから黒留NGだそうで
色留でも五つ紋比翼仕立てなら黒留と同格だから叙勲ではホスト云々は関係ない
流石に黒留袖は親族限定だと思う
しかも着ていった動機が「前回(親族の式で)褒められた」からってのが、もうw
>親族以外は着るものではないなんて、おかしい!
こう言う人の根拠って何なんだろ
新郎新婦母と同格の服をただのゲストが着る理由・・・
※30 多分だけど、相手と自分を一直線で結んでて、周りとのバランスとか気にしないんじゃないかな?
とにかく本気で御祝いしてるしそれを表したい→服はとにかく気合い入れなきゃ→よし、第一礼装で行こう。みたいな感じじゃない?
そういう考えも個人的には嫌いじゃないけど、普通はバランス考えてヒソヒソされない服を着るよね。
あと、若い子が着ていくと喜ばれる振袖に該当するのが黒留(色留)っていうのもあるかもしれん。
※29
「誉められた」ってのも、引きと嘲笑の混じった反応だったと思うな。
あらあらご立派なお拵えね、お時間かかったでしょうね、まあまあwってね。
友人の結婚式に呼ばれた時は、本人にきいたわ。
着物はうるさいこと言うばばあがいるから洋装でお願いしていい?自分が頼んだっていうから!っと。
そのばばあさんだと思われる人だけ着物着てたな。どちらのご両親も洋装だった。足が悪くて着物着れないようだったな。その配慮もあったんだと思う。カジュアルなお式なので洋装で、というふうにみんなは聞いていたようだ。
>27
黒留=ホストでいいんだよ
そしてホスト=親&仲人→この二者が黒留、ということ
地域によってはきょうだい、おじおばまでがホストという意識もあるということだよね
(父の田舎がそれで、父は5人きょうだいだから甥姪含めると母は10回ぐらい黒留着たみたい)
※33
それはさすがにゲスパー過ぎる
※33
親族の式で黒留めが褒められたのは普通って言うかきれいに着てたんだろうねくらいが普通の感想じゃない?
義母の陰謀説があるから最初から悪意入ってたとか?
うちの地元だけの話かもしれないけど
曽祖母の結婚式の写真には黒地の振袖の婚礼衣装の曽祖母が写っていて
曽祖母はそれを留袖に仕立てなおして既婚の女性として親族の結婚式に使っていたそうです
今は婚礼衣装と留袖は別に仕立てるので昔話になってしまいました
美キモノ秋号でも「黒留は親族が着るもの」って断定されてるわ
一応「地域にもよる」って注釈も入ってるけど、一般常識的にはそうだよね
さすがに※33は性格悪すぎ
※38
10年くらい前に黒振り袖の花嫁衣装が流行ったんだけど、昔の習慣をイメージしてたんだね。
23だけど、こっちの地域は結婚式の服装ゆるくて、親世代でも「白っぽいおしゃれなワンピース」って感じでも、問題ない感じ。男性も礼服着てるのは親世代ばかりで、普通のきれいめのスーツにおしゃれなYシャツ、ネクタイが普通。
逆に黒留袖、振袖、訪問着でも問題ないので、別地域より楽だと思う。
楽な地域だとそれはそれで他の地に嫁いだ時苦労しそうだと思ってしまった
私はむしろガチガチにドレスコードがあった方が楽なタイプ。。。
うちの親族は、結婚式は昔は着物率100%だった。
いちいち服を考えるのが面倒だという理由もあった。
ドレスコードがあるほうが、悩まずに済むというのは本当。
一度、従妹の結婚式に当然のように訪問着で出ようと、着付の打診したら
「着付の枠は両家あわせて花嫁入れて5人限定」と言われ、
午前の式だし困惑。着付不可なら洋装しかなくて、
駆けずり回って悩みに悩んで、服を購入した。
母や妹達と、毎週デパート巡りしまくったよ。
どういう服なら失礼にならないか、ホント気も使うし、金も使う。とほほ
親族に着物関係の仕事してる人間が多い環境で育ってるが、黒留袖は既婚女性で身内の結婚式限定、色留袖は親戚レベルで黒留袖着るほどじゃないか、未婚女性だが振袖着られない年齢の人が着るものだという認識だわ。
…が、先日、兄の結婚式に出たが、神前式なのに乳児がいて着物だと大変だろうという回りの判断で洋装で出たけどね…orz 新婦側が綺麗に着物で揃えているのを見て、ちょっと残念だったわ。
礼装用の着物を持っていて自分で着られたら楽だけど、ないときや、気温の高い時期だときついと思う。子供いる人なんかは自分よりそっちのほうが悩むし。そういうときは「ちょっとおしゃれな格好でいい」と言ってくれた方が安く済むのでありがたい。
親族でも顔が若い30代とかだと老けちゃって可哀想だから色留めでみたいなのもあるし
第一礼装なら文句無しに大丈夫ってわけでもないのよね現実は
長老格のおばあちゃんやおばさんと普通の列席者が同じ物着てるって事が違和感あるわ
それしか無いのなら洋服の方が無難だな
親族どころか、最近は新郎新婦の母親限定だよ。
たまに新郎新婦の姉妹が着てるが。
ちなみに仲人立てる人はここ20年ぐらい見た事がない。
東京です。
着物には全く興味ないけど、たぶん友人席に黒留めの人がいたら
名簿確認されちゃうよ。
あれ?友達じゃなくて姉妹???とか
変な憶測されちゃうのが関の山
まあ振袖がいるなら留袖でいいんじゃないの、という理屈はわかるけどね。
ノーベル賞の授賞式で奥様が訪問着だしなー。
友達の結婚式で留袖着る必要性がわかんないわ。
着付けできるならいいけど、着付け代でドレス買えるしねぇ
これが着物離れの原因の1つか・・・
これを読んでフォーマルスーツでいいや と思ってしまった。
現代の話だと、黒留は三親等程度の既婚女性と仲人で、従姉妹あたりから緩くなって、訪問着や色無地色留が混ざってくる感じ
勿論、五つ紋入りなら母親が色留でも格として問題は無いし、色留の叔母が居たって問題ないが母親は何となく黒が良いって風潮
黒留は既婚、色留は未婚でも既婚でも可
幾つかの時代的な要素を取り出すと
黒留と黒紋付き(喪服)が戦前から戦後しばらくまで帯を変える事で同じものとして既婚女性に着回されていた(昔の喪服は白の比翼が有り、結婚式がお座敷だったため裾模様など見えないので黒無地や微小な柄の江戸妻を着回し)
花嫁衣装のサイズ直しで作った黒留は流石に葬式にはつかえないですね
三つの家紋が付いた着物は訪問着と言う風潮は、明治時代から始まってる、当時は訪問着=絵羽模様ではなく、訪問に適した装いと言う意味の言葉でしか無かったので色無地や小紋なども含まれていたが時代が下がるにつれ、絵羽柄なら家紋なくても訪問着で良いじゃないと言う風潮が強まり、現代は訪問着は家紋の無い絵羽が主流になった
留袖とは何ぞや
現代の意味では江戸妻模様に家紋をあしらったものの事、家紋の無い留袖は存在しない
江戸妻とは、裾周りにしか絵柄の無い柄付の事(稀に例外が有り島原褄は衿まで柄が有る)
家紋の無い江戸妻は、訪問着に分類される
色留を上手く着回す方法
一つ紋の色留か比翼の無い三つ紋の色留限定であるが
伊達衿、帯揚げ、帯締め、草履も留袖用のスタンダードな物を使用し黒塗の末広を挿す事で親族感をアップ(末広は金面を見せて下さい)
伊達衿、帯揚げ、帯締め、草履を訪問用の物を使用し、訪問着感をup
するしかないんじゃないかな?
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