冬〜春の花である椿が浴衣にOKな理由って何だろう?
858: 2016年07月16日 19:06
今日骨董市で注染の浴衣買ってきた。
赤い椿の柄なんだけど、冬〜春の花である椿が浴衣にOKな理由って何だろう?
夏椿なら白だしなあ。夏椿の帯留め作って合わせてみようかな。
859: 2016年07月16日 19:17
>>858 とってもポピュラーな赤い花って認識でいいと思う。
昔から鑑賞用だけでなく椿油をとるためにもたくさん植えられてきたし
今より花の種類も少ない時代に最も身近な花の一つ。
図案としても使いやすくて通年で愛されてきたものです。
もちろん季節に合わせて使われるのもありですよ。
というわけで。
帯留め作られるなんて素敵!
帯留金具100均で売ってくれないかなあ~
860: 2016年07月16日 22:21
858です。859さん、とても分かりやすい回答ありがとうございます!
椿っていろんな面でオールマイティなんですね。
帯留めは樹脂粘土や石塑粘土で作っています。カジュアルな着物の時には
いろいろ遊べて楽しいです。
864: 2016年07月17日 05:48
>>859
正確には帯留め金具じゃないんだけど、帯留め金具の代用になるパーツなら売ってるよ
帯留め金具 100均でググると情報出てくるよ
ご存じだったらごめん
874: 2016年07月19日 00:29
>>864 ありがとう! 電気コーナーのケーブルの止め金具なら買いました! でもやっぱりハンクラコーナーに帯留パーツおいてくれないかなあって、ちょっと欲がでてきたんですよw
関連帯留欲しい!自作する!まではわかるのですが皆さんやること本格的すぎ
関連雪輪模様の着物は夏に着るもので冬着てはいけないのですか?
元スレ: http://www.kimonolog.com/archives/post-32408.html
コメント一覧 : 冬〜春の花である椿が浴衣にOKな理由って何だろう?
冬の柄をあえて夏に着て涼しさを演出するってやつでは?
図案として可愛いからって言うのが一番だろうけど。
戦前の浴衣や薄物にも椿の意匠結構あるからそんなに季節とか厳密に気にしなかったんじゃないかなー
着物は季節感大事に!ってのは一部の、しかもここ数十年に広まった「価値観」だからな。
「日本は世界で唯一四季がある国」で「だから昔から四季を愛でてきたのが特徴の民族」ってのも国語教育の賜物だし、礼服主体になった戦後の呉服業界が原因。
本当は他の国にも四季のある国はいくつもあるのよ。もちろん四季の変化も愛されてた。
昔から通年の着物の柄になってた植物って結構ある。
帯留め金具はシューズクリップから金具だけ剥ぎ取るのオススメ。
大きめの手芸屋なら帯留金具売ってるよ
雪輪はともかくツバキは今から調べてみるけど
基本的に、和装ではその花が咲く前にその柄を着るのね。
喧嘩になるから・・・
いっとくけど
季節は平安時代以前から意識はしてるよ。色でもね
その季節にその柄っていうような、
そんな
単純じゃないだけ。
「日本は世界で唯一四季がある国」
そんなこと言ってるやつはバカ
欧米はおろか赤道直下以外ではみんな四季にもとづく習慣や文学鬼のようにあるだろ?
国語教育ね・・
和装はこのくらいは昔から四季に基づいてるよ。
たとえば一般向けだけど、
ttp://www.kariginu.jp/kikata/5-1.htm
色彩と色目
そりゃ昔から季節と柄気にする奴はいたが気にしない奴もいたってことだろ。
庶民は季節に合わせてなんてとても用意できないし。
重ね色目と季節の話なんて上流貴族だけの話だし。
当たり前だろうが
今の庶民と昔の農民と一緒にしてどうする
今の着物着れる奴は昔の貴族に近い生活レベルなんですが
無理やり気にするんじゃなくて
それを考えるからこそ和装が楽しいってことよ・・・
考えるのが楽しいのと、そうしなきゃいけないってのとは全然違うと思うけどね
そういう楽しみを求めていない人にまで、季節感がーってケチつけるのは季節感無視より無粋だよ
30年ぐらい前に着物の勉強したときには、写生画みたいにリアルに描かれた草木でなければ気にしないでいい。だった気がする。
※10
だからって今の庶民が当時の貴族にあわせる必要無くない?
椿柄の浴衣というと数年前にユニクロで売ってた竹久夢二の浴衣あったよね
かわいかった
初めて誂えて貰った浴衣と
初めて自分で買った浴衣が椿
椿柄大好きですわ
男物だと、襦袢とか裏地に髑髏をあしらったりし遊ぶけど、
遊び着とか室内着としての浴衣なら、色々と突飛な遊び方をすることもある
狂い咲きと思えばまたそれも粋じゃないのかな
椿は可愛いよね
※10
全体的な生活レベルは近くても、季節ごとの着物がそろってる庶民はそういないと思うけど
そうでなきゃ真夏の結婚式に袷OKになんてならないし
ネットショップの着物やさんの毎週水曜のメルマガ、今週のテーマがちょうど「着物の柄の季節、自分がこだわりたいんじゃなければあまり気にしなくても」的な話だった。
作る側はあまり気にせず夏の花の袷とか作ってるし、って。
昔の貴族は自分で少なくとも指図して染めに出して仕立ててってしてたから
それくらいの誂えが季節毎に毎年出来るんだろうね※10さん
羨ましいわ
庶民の私は一張羅の着たきり雀だから花の季節が多少過ぎても好きな花は着てしまうな
ましてや浴衣だもん
遊び心があっていいじゃん
昔からの上流文化の価値観に沿うように目指してもいいけど、それ以外の着物の楽しみ方ってのもあるって事だね。
※15
竹久夢二の椿は、もうそれ自体が夢二のアイコンだから
椿の季節うんぬんを超越してると思う。
宇野千代の桜も然り。
確かに昔の貧乏公家さんよりかは良い暮らししてるかも
※21
でも、その昔の貴族の服だってあくまでも日常着を中心に作ってたわけで、
現代の着物みたいな、なくても特に困らない趣味の服じゃないよね
現代で例えると、普通に洋服でシーズン物が揃ってるってだけだと思うわ
湯上り着とか寝間着が用途の中心だったころの浴衣って夏だけの物じゃなかったから今でも何でもありなんじゃないかなーと思ってる。
※26さん
そうですね、当時の服飾は褻の衣装と言えども身分制度で厳しく決められて、礼装が実用として生きていたので
そもそもが趣味の服というジャンルはなかったですよ
そして貴族の日常はほぼ宮仕えだから基本正装なので洋服で例えるなら
スリーシーズンの正装が揃ってる状態ですよね、で、毎年新調する
何せ袿やら狩衣やらは褒美として身分の低いものへ分け与えるものですから
私お洋服の正装シーズン分揃ってなんかいませんよ(((^_^;)
お貴族さまにはとてもじゃないけどなれません
あの~浴衣の「椿」ってナツツバキ=シャラのことではないかと…
7月頭頃咲くツバキに似た白い花なので、浴衣に描かれても何の問題もないかと…
※29
シャラにしては葉にたいして花が大きいし
白赤で色違いとかもあるけど赤が多いから違うと思うよ!
※29
そうですね
夏着物に「白い」椿はシャラとみなして四季にうるさい場でもOKという話も聞きますね
でもそれはみなさんご存知で、今は冬に咲く赤い椿中心の話をしてるんだと思いますよ
米1でしょう。
雪輪と同じで、夏に敢えて冬のものを見ることで涼を感じようとする、という。
かき氷のペンギンと同じでは。
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